ラ・アトレが今12月期の利益・配当見通しを増額し純利益は前期比27%増に
- 2019/9/12 19:09
- IR企業情報
■配当予想は従来の1株17円を28円の見込みに大幅増額
新築分譲マンションや中古リノベーション、不動産賃貸、証券化などの総合不動産事業を展開するラ・アトレ<8885>(JQG)は9月12日の取引終了後、今期・2019年12月期の連結利益見通しと配当予想の増額修正を発表し、営業利益は従来予想を4.1%増額して14.20億円の見込み(前期比18.7%の増加)に、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく3.7%引き上げて7.92億円の見込み(同26.9%の増加)に見直した。
売上高の見通しは、今期の売り上げを見込んでいた大型プロジェクトの引き渡しの見込みが翌連結会計年度以降に見込まれることになったことなどにより、従来予想を35.8%引き下げ、97.80億円の見込み(同26.7%の増加)に修正した。
一方、各利益については、上記プロジェクトの影響はあったが、主に新築不動産販売部門の利益が当初の見込みを上回ったことなどにより、従来予想を上回る見込みになった。
また、12月期末配当の見込みは、従来予想の1株当たり17.00円を11円増額して28.00円の見込みとした。配当性向を「10%以上20%目標」とする利益還元を目指すとの配当方針による。前期実績は14.00円だった。(HC)