シルバーライフの19年7月期業績は各事業好調で増収・大幅増益

■1対2の株式分割を発表

シルバーライフ<9262>(東マ)は12日、19年7月期業績(非連結)を発表し、売上高が78億円(前期比19.1%増)、営業利益が8億85百万円(同47.6%増)、経常利益が10億02百万円(同47.9%増)、純利益が6億35百万円(同47.3%増)だった。

販売区分別の業績を見ると、FC加盟店向け販売では、「まごころ弁当」及び「配食のふれ愛」の2ブランドによる積極的な店舗展開により、店舗数は18年7月期末より103店舗増加し、729店舗となった。売上高は56億09百万円(前期比17.4%増)となった。

高齢者施設等向け食材販売サービスの「まごころ食材サービス」では、介護報酬削減の影響により、民間配食業者への効率的な食材販売サービスへの需要が高まり、売上高は12億58百万(同14.5%増)となった。

OEM販売では、18年7月期に開拓したOEM先及び19年7月期に新たに加わったOEM先の売上が寄与した。また、19年7月期に開始した製造冷凍弁当の直接販売では、自社でのEC販売も開始している。売上高は9億32百万(同39.4%増)となった。

2020年7月期の業績予想は、売上高が前期比13.2%増の88億30百万円、営業利益が同11.8%増の9億90百万円、経常利益が同6.8%増の10億70百万円、純利益が同5.4%増の6億70百万円としており、増収増益を見込んでいる。

なお、同時に9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有普通株式1株につき、2株の割合をもって分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることを目的としている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る