日本新薬が上場来の高値に迫る、新薬の販売開始など材料視

■今年10月1日に創立100周年

日本新薬<4516>(東1)は9月18日、4日続伸基調となり、取引開始後に8850円(160円高)まで上げて8月につけた上場来の高値9160円(株式分割など調整後)に向けて出直りを強めている。9月4日付で、肝類洞閉塞症候群の治療剤「デファイテリオⓇ」静注200mgが同日、薬価収載され、販売を開始したと発表。引き続き期待の衰えない展開になっている。

 また、同社は今年、10月1日に創立100周年を迎える。今期の配当予想については、前期決算発表時に連続増配の見込み(第2四半期末を14円増の43円、3月期末を2円増の43円)としたが、決算短信には100周年記念といった表記がないため、期待を寄せる向きもあるようだ。(HC)

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