【株式市場】TOPIXは軟調だがサウジの石油生産の回復早いとされ日経平均は高い

株式
チャート11

 9月18日(水)前場の東京株式市場は、サウジアラビアのエネルギー相が、石油生産量について9月末までに攻撃前の水準を回復できる見通しを示したと伝えられ、JXTGホールディングス<5020>(東1)などが反落して始まった。一方、科学株や海運、空運株は総じて反発し、富士通<6702>(東1)ファナック<6954>(東1)は続伸基調でスタート。日経平均は13円高で始まったあと38円59銭安(2万1962円73銭)を下値に持ち直し、前引けは11円40銭高(2万2012円72銭)となった。

 一方、TOPIX、東証2部指数、マザーズ指数は軟調で反落模様となった。日経JASDAQ平均は高い。

村上開明堂<7292>(東2)が世界初の貯湯式「ヒーテッドウォッシャー」を材料に一時ストップ高となり、Welby<4438>(東マ)は株式4分割が好感されて活況高。アイリッジ<3917>(東マ)は「ゆうちょPay」への製品採用が注目されてストップ高。免疫生物研究所<4570>(JQG)は抗HIV抗体に関する共同特許が注目されて活況高。

 東証1部の出来高概算は5億5812万株、売買代金は1兆237億円。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は623銘柄、値下がり銘柄数は1427銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、値上がり率の上位は、海運、科学、その他製品、空運、倉庫・運輸、食料品、サービス、電力・ガス、繊維製品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る