エスプールは千葉県の施設の被害状況が明らかになり4日ぶりに反発
- 2019/9/19 10:58
- 材料でみる株価
■日本初の貸農園「わーくはぴねす農園」市原第1、2は復旧まで2~3ヵ月
エスプール<2471>(東1)は9月19日、4日ぶりに反発基調となり、11時にかけて2834円(92円高)まで上げて出直りを強めている。18日の取引終了後、過日の台風15号による千葉県内の被害状況を発表。マイナス材料ではあるが、、被害の概要が分かったため、相場用語でいう「知ったら仕舞い(終い)」になり、懸念出尽しになる可能性が期待されている。
子会社エスプールプラスが運営する障がい者雇用支援事業の施設(日本初の貸し農園)「わーくはぴねす農園」の千葉県内における被害状況は、市原第1・2農園の2ヵ所被害が最も大きく、全損壊・現在休園中(復旧まで2~3ヵ月)とした。
次に被害が大きい施設は、千葉わかば第2農園で、一部損壊・現在休園中(復旧まで半月~1ヵ月)。続いて、千葉わかば第1、船橋第1・第2、茂原第2農園の4か所は一部損壊・一部休園(復旧まで半月~1ヵ月)。続いて茂原第1、ちば花見川農園の2か所は一部損壊・運営中(復旧済み)。また、柏第1・2、松戸、八千代農園の4か所は大きな被害なし・運営中、とした。
同社は、9月30日(月)を基準日として株式分割(1株につき5株を交付)を行うと発表済みで、分割期待相場の再来も注目されている。(HC)