マルマエの8月の受注残高は合計で7億37百万円と前月比3.6%増

 マルマエ<6264>(東1)は21日、8月の受注残高を発表した。

 半導体分野の受注残高は3億91百万円(前月比14.9%減)、FPD分野は3億40百万円(同38.3%増)、その他の分野は04百万円(同8.7%増)となり、合計で7億37百万円(同3.6%増)となった。

 現在の市場環境として、半導体分野では、韓国向けの需要に先送りや減速感が出ているが、 台湾向けの需要は堅調である。FPD分野では中小型有機EL投資が再開しながらも、中国向けで一部の大型液晶投資に中断の動きが出ている。

 今後の見通しとしては、半導体分野では、ロジック向けの投資回復が続くほか、サーバー向けのメモリ需要も一部に再開の動きが観測され、2020年8月期第2四半期以降にはメモリ向け設備投資も回復し始める見通し。FPD分野では、EBWを活用した受注を中心に需要は拡大傾向と見込んでいる。その他分野については、引き続き、各種生産能力を活用した受注活動を行うとしている。

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