メディカルネットは発行株数の16%に達する自社株買いが注目されてストップ高
- 2019/9/25 10:39
- 株式投資ニュース
■発行株数に対する割合がケタひとつ大きく注目集まる
メディカルネット<3645>(東マ)は9月25日、急伸し、10時にかけて一時ストップ高の548円(80円高)まで上げて戻り高値を大きく更新した。24日の取引終了後、自己株式の取得(自社株買い)を発表。取得上限株数は発行済株式総数の16%に達する74万株としたため注目集中となった。
取得しうる株式の総数(上限)は74万株(自己株式を除く発行済株式総数の16.16%)、取得総額は3億5000万円(上限)。執行は、2019年9月25日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)に委託。取得価格は9月24日の終値(最終特別気配を含む)468円。
取得上限株数の発行済株式総数に対する割合が「通常発表される自社株買いに比べてケタひとつ大きい」(市場関係者)ため、株式価値が一挙に向上することになる。8月に退任した創業者が保有株を一部売却の意向とされ、 これを会社側が吸収する目的もあるとされている。(HC)