両毛システムズはストップ高気配、第2四半期の利益予想を大幅に増額

■消費税関連需要や不採算案件の収束により営業益は従来予想の6倍に

両毛システムズ<9691>(JQS)は9月25日、買い気配のままストップ高の1710円(300円高)に達し、11時にかけてもまだ売買が成立していない。24日の取引終了後、2020年2月期・第2四半期の連結業績予想(19年4~9月累計)の増額修正を発表。営業利益は従来予想の6倍に見直すなど、各利益とも増額率が大幅なため注目が集中した。

 この第2四半期累計期間(上期)は、消費税軽減税率導入のシステム改修や増税前の駆け込み需要及び不採算案件の収束等により、売上高を従来予想から18%増額するなど、前回予想を上回る見込みになった。営業利益は従来予想の1.0億円を6.0億円の見込み(前年同期比では4.6倍)に、純利益は同じく0.66億円の見込みを4.0億円の見込み(同5.1倍)に見直した。通期の連結業績予想は、現時点では修正なしとした。第2四半期の決算発表は、例年10月25日前後となっている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る