共和コーポレーションは調整一巡、20年3月期大幅営業増益予想

株式市場 銘柄

 共和コーポレーション<6570>(東2)は、長野県を地盤とするアミューズメント施設運営事業、およびアミューズメント機器販売事業を展開している。20年3月期大幅営業増益予想である。第1四半期の利益進捗率が低水準のため通期下振れに注意必要だが、第2四半期以降の挽回を期待したい。株価は小動きでモミ合い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■長野県地盤にアミューズメント施設運営

 長野県を地盤とするアミューズメント施設運営事業、および他社施設向けアミューズメント機器販売事業を展開している。アミューズメント施設運営事業はM&Aも活用して店舗数を拡大し、19年6月末時点の店舗数は合計59店舗である。

 19年3月には一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)に加盟した。19年4月には北海道でアミューズメント施設を運営するスガイディノスと業務提携した。

■20年3月期大幅営業増益予想

 20年3月期非連結業績予想は、売上高が19年3月期比23.3%増の150億円、営業利益が27.1%増の5億円、経常利益が21.0%増の5億88百万円、純利益が55.1%減の3億36百万円としている。純利益は特別利益が一巡して減益だが、積極的な新規出店やM&A効果で大幅増収・営業増益予想である。

 第1四半期は、売上高が33億60百万円、営業利益が22百万円だった。利益進捗率が低水準のため通期下振れに注意が必要だが、第2四半期以降の挽回を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は小動きでモミ合い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。9月26日終値は632円、時価総額は約38億円である。

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