Delta-FlyPharmaが戻り高値に進む、開発中の抗がん剤化合物に期待再燃

■8月下旬に急伸したあとも底堅く注目が衰えない様子

Delta-Fly Pharma(デルタフライファーマ)<4598>(東マ)は9月27日、後場もジリ高傾向を続け、14時30分にかけては4%高の1801円(68円高)前後で推移。戻り高値に進んでいる。開発中の抗がん剤化合物に対する期待が再燃したとの見方が出ている。

 8月下旬、抗がん剤化合物「DFP-14323」について、提携先である協和化学工業が後発医薬品のとしての製造承認を申請したとの報告を受けたと発表した。発表した日は急動意となり、取引時間中に一時8%高の127円高まで上げる場面があった。その後は1600円をはさむ小動き相場に移行したが、発表前に比べておおむね高い水準で推移してきた。(HC)

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