日本ライフラインは第2四半期及び通期連結業績の上方修正を発表

IR企業情報

■上方修正により第2四半期の減益幅が縮小

 日本ライフライン<7575>(JQS)は24日、15年3月期第2四半期連結業績、通期連結業績予想の上方修正を発表した。

 15年3月期第2四半期連結業績の売上高は、当初予想を200万円下回る122億6300万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は5億800万円上回る6億6900万円(同12.3%減)、経常利益は5億5100万円上回る7億3300万円(同10.7%減)、四半期純利益は2億7800万円上回る2億8600万円(同3.7%減)と減益幅の縮小を見込んでいる。

 上期では心腔内除細動システムの市場への浸透が進んでいるほか、今年7月に発売したオンリーワン製品「J-Graft(ジェイ・グラフト)オープンステントグラフト」の販売数量が伸長していることなどから、自社グループ製品の売上構成比が増加し、売上総利益が計画を上回る見通しとなった。また、販管費では、一部の商品で導入計画の変更を行ったことにより、上期に予定していた薬事関連費用の一部の支出が見込まれなくなったこと等から、各利益段階で、計画を上回る予想となり、当初計画を修正した。

>>日本ライフラインのMedia-IR企業情報
 
 通期についても、引き続き自社グループ製品を中心として売上の伸長を見込んでいる事から、上方修正した。

 通期の連結業績予想の売上高は当初予想を2億900万円上回る257億4900万円(同5.7%増)、営業利益は6億7400万円上回る17億5100万円(同43.6%増)、経常利益は7億1800万円上回る18億円(同34.7%増)、当期純利益は4億1200万円上回る9億300万円(前年同期△2億200万円)と上方修正により、増収大幅増益を見込んでいる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る