トーホーは売り一巡感

株式市場 銘柄

 トーホー<8142>(東1)は業務用食品卸の最大手で、業務用食材店A-プライスや食品スーパーも展開している。20年1月期減益予想である。第2四半期累計は仕入価格や物流費の上昇で減益だった。21年1月期の収益改善を期待したい。なお10月8日に立会外分売を実施した。株価は軟調展開で14年以来の安値圏だが、売り一巡感も強めている。反発を期待したい。

■業務用食品卸の最大手

 業務用食品卸の最大手で、業務用食材店A-プライスや食品スーパーも展開している。M&Aも活用して業容を拡大している。

 事業区分は、外食産業向け業務用食材販売のディストリビューター事業、中小外食事業者向け業務用食材現金販売(業務用食材店A-プライス)のキャッシュアンドキャリー事業、食品スーパー事業、フードソリューション事業としている。

■20年1月期減益予想、21年1月期収益改善期待

 20年1月期の連結業績予想(9月2日に各利益を下方修正)は、売上高が19年1月期比5.7%増の2300億円、営業利益が14.5%減の14億円、経常利益が17.3%減の14億50百万円、純利益が35.3%減の5億50百万円としている。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比6.3%増の1118億19百万円、営業利益が24.0%減の4億65百万円だった。ディストリビューター事業におけるM&Aも寄与して増収だが、天候不順の影響、仕入価格や物流費の上昇、キャッシュアンドキャリー事業の前期4店舗閉店に伴う減収影響などで減益だった。

 20年1月期は減益予想だが、21年1月期の収益改善を期待したい。

■株価は戻り試す

 株価は軟調展開で14年以来の安値圏だが、売り一巡感も強めている。反発を期待したい。10月8日の終値は1668円、時価総額は約184億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る