アセンテックは上値試す、20年1月期2桁増益予想
- 2019/10/11 07:00
- 株式投資ニュース
アセンテック<3565>(東1)は、セキュリティソリューションとして仮想デスクトップビジネスを展開している。20年1月期2桁増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は17年8月の上場来高値に接近している。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■仮想デスクトップビジネスを展開
セキュリティソリューションとして、仮想デスクトップビジネスを中心に、仮想インフラおよびストレージビジネス、プロフェッショナルサービスビジネス、クラウドサービスビジネスを展開している。
■20年1月期2桁増益予想
20年1月期非連結業績予想は、売上高が19年1月期比8.6%増の59億25百万円、営業利益が20.7%増の4億55百万円、経常利益が17.5%増の4億48百万円、純利益が16.6%増の3億10百万円としている。仮想デスクトップでのテレワーク導入案件の増加、インフラ&ストレージでの自社製品リモートPCアレイの拡販などで、増収・2桁増益予想である。
第2四半期累計は売上高が前年同期比4.2%増の33億25百万円、営業利益が4.0%増の2億55百万円で、通期予想に対する進捗率は売上高56.1%、営業利益56.0%と順調だった。通期も収益拡大を期待したい。
■株価は上値試す
株価(19年9月20日付で東証マザーズから東証1部に市場変更)は17年8月の上場来高値に接近している。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。10月10日の終値は2026円、時価総額は約137億円である。