NTTドコモは東京メトロ全駅で翻訳アプリと伝わり年初来の高値
- 2019/10/11 13:39
- 材料でみる株価
■12ヵ国語に対応しイベントや災害発生時の駅構内の案内も
NTTドコモ<9437>(東1)は10月11日、2879.5円(24.5円高)まで上げて年初来の高値を更新し、後場も堅調に推移している。東京メトロ(東京地下鉄株式会社)が10月8日、NTTドコモで共同開発した翻訳アプリを全駅(管理委託駅を除く)に導入すると発表し、関連報道として「全駅の社員にスマホ貸与」(日本経済新聞10月11日付朝刊)と伝えられ、材料視されている。
「米アップルの「iPhone8Plus」を駅で働く全社員に貸し出す。スマホにはNTTドコモの自動翻訳アプリ「はなして翻訳」を搭載する。鉄道業務に特有の言葉も定型文として登録し、正確に翻訳できる。12ヵ国語に対応しており、イベントや災害発生時の駅構内の案内もアプリを活用して多言語で放送する」(同)という。(HC)