【株式市場】台風19号の復興関連株が高くNYダウ大幅高などで日経平均は大幅高

株式

◆日経平均は2万2174円45銭(375円58銭高)、TOPIXは1569.24ポイント(23.97ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億4271万株

チャート13

 10月15日(火)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ大幅高や1ドル108円台への円安などを受け、株価指数の先物が先行高し、日経平均は264円高で始まった。トヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株が高く、このところの海運市況高と中東でのタンカー被災報道を受け、川崎汽船<9107>(東1)は10時30分にかけて8%高など海運株も高い。信越化学工業<4063>(東1)などの半導体関連株も高い。日経平均は10時40分にかけて406円11銭高(2万2204円98銭)まで上げ、前引けも375円58銭(2万2174円45銭)と大幅高を保った。

 台風19号による水害を受け、日本基礎技術<1914>(東1)が東証1部の値上がり率トップとなり、コンクリ―ト工事などの麻生フオームクリート<1730>(JQS)、畳(たたみ)の極東産機<6233>(JQS)は各々ストップ高。eBASE<3835>(東1)シンメンテHD<6086>(東マ)は業績予想の増額修正や四半期決算の大幅増益などで各々ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億4271万株、売買代金は1兆1106億円。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は1918銘柄、値下がり銘柄数は184銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、建設、ゴム製品、非鉄金属、金属製品、医薬品、保険、機械、などが高い。(HC)

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