セイヒョーは調整一巡、20年2月期営業増益予想
- 2019/10/17 05:27
- 株式投資ニュース
セイヒョー<2872>(東2)は、アイスクリームの森永乳業向けOEM供給および自社製造氷菓製品を主力としている。20年2月期営業増益予想である。第2四半期累計が営業減益となり、通期下振れに注意必要だが、下期の挽回を期待したい。株価は9月の直近安値圏から反発の動きを強めている。調整一巡して出直りを期待したい。
■アイスクリーム製造が主力
冷凍食品製造事業として、アイスクリーム類および和菓子の製造販売・仕入販売、冷凍食品等の仕入販売、寄託品保管業務を展開している。アイスクリームの森永乳業向けOEM供給および自社製造氷菓製品を主力としている。なお最繁忙期の夏季期間にあたる第2四半期(6~8月)の構成比が高い季節特性がある。
■20年2月期営業増益予想
20年2月期連結業績予想は、売上高が19年2月期比1.1%減の40億円、営業利益が28.9%増の60百万円、経常利益が0.2%減の75百万円、純利益が6.9%減の60百万円としている。
第2四半期は累計、売上高が前年同期比1.1%減の25億32百万円、営業利益が30.3%減の67百万円だった。最繁忙期の夏季期間での梅雨明け遅れや天候不順の影響、人件費や保管料の増加などで減収営業減益だった。
第2四半期累計が営業減益となり、通期下振れに注意必要だが、下期の挽回を期待したい。
■株価は調整一巡
株価は9月の直近安値圏から反発の動きを強めている。調整一巡して出直りを期待したい。10月16日の終値は3100円、時価総額は約13億円である。