ウィルは戻り歩調、19年12月期大幅増収増益予想
- 2019/10/21 07:11
- 株式投資ニュース
ウィル<3241>(東2)は関西圏を地盤とする不動産会社である。戸建住宅の開発分譲事業を主力として、リフォーム事業や流通事業も展開している。19年12月期大幅増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は下値を切り上げて戻り歩調だ。出直りを期待したい。
■関西地盤で戸建住宅分譲が主力の不動産会社
関西圏を地盤とする不動産会社である。戸建住宅開発分譲事業を主力として、リフォーム事業や流通事業なども展開している。営業エリア拡大に向けて中部圏に進出している。
■19年12月期大幅増収増益予想
19年12月期連結業績予想は、売上高が18年12月期比21.8%増の73億71百万円、営業利益が36.1%増の6億91百万円、経常利益が29.4%増の6億31百万円、純利益が28.6%増の4億23百万円としている。
第2四半期累計は、売上高が前年同期比5.5%増の26億11百万円、営業利益が64.9%増の1億96百万円だった。開発分譲事業は27.6%減収だが、流通事業ガ35.4%増収、リフォーム事業が35.7%増収と伸長し、計画超の大幅営業増益だった。
消費増税の影響も考慮して通期予想を据え置いたが、収益拡大を期待したい。
■株価は戻り歩調
株価は順調に下値を切り上げて戻り歩調だ。出直りを期待したい。10月18日の終値は337円、時価総額は約38億円である。