中越パルプは業績予想の増額が注目され後場一段と強含む

■第2四半期累計の連結営業利益は2億円から8億円の見込みに

中越パルプ工業<3877>(東1)は10月23日の後場、一段と強含む場面を見せ、13時過ぎに10%高の1682円(151円高)まで上げて年初来の高値に進んだ。

 13時に今期・2020年3月期の第2四半期と3月通期の利益予想の増額修正を発表。パルプの価格下落はあったが、安定操業によるコストダウン推進などにより、第2四半期累計期間(19年4~9月)の連結営業利益の見通しは、従来の2.0億円から新たに8.0億円の黒字とした。前年同期の赤字から黒字転換幅が大きく拡大する。また、3月通期の連結営業利益の見通しは従来の20.0億円を24.0億円に増額した。やはり黒字転換幅が拡大する。増額後の通期予想1株利益は97円37銭。(HC)

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