東洋シヤッターが急伸、業績予想の増額修正に注目集まる

■下期の見通しが慎重すぎるとの見方も

 東洋シヤッター<5936>(東1)は10月25日、飛び出すように急伸し、10時を過ぎては11%高の800円(80円高)前後で推移、出来高も急増している。24日の通常取引終了後、今3月期と第2四半期の業績予想を全体に増額修正し、注目集中となった。決算発表は10月28日の予定。

 第2四半期の累計連結営業利益の業績予想は、従来予想を2.0億円(57.1%)増額して5.5億円の見込み(前年同期比では2.6倍)とした。また、3月通期の連結営業利益も同じく2.0億円(28.6%)増額して9.0億円の見込み(同36.5%減)とした。

 増額幅だけ見ると、下期に増加する可能性を織り込んでいないことになり、慎重すぎる見積もりではないかといった見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る