【株式市場】好業績株など強くTOPIXは安いが日経平均は3日続けて年初来の高値を更新

株式

◆日経平均は2万2867円27銭(67円46銭高)、TOPIXは1648.43ポイント(0.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億502万株

チャート11

 10月28日(月)後場の東京株式市場は、午前中に上げた東京エレクトロン<8035>(東1)が高値もみ合いに転じた一方、アドバンテスト<6857>(東1)がジリ高傾向となるなど、引き続き半導体関連株の強さが継続。日経平均は64円高で始まったあとジリジリ上値を追い、14時にかけて96円41銭高(2万2896円22銭)まで上げた。住友ゴム工業<5110>(東1)も上値を追った。日経平均は6日続伸となり、取引時間中としては3日続けて年初来の高値を更新した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

日本郵船<9101>(東1)などの海運株が引き続き高止まりし、日本電子材料<6855>(東1)は業績予想の増額などを買い材料に前場からストップ高に張り付き、
Lib Work(リブワーク)<1431>(東マ)は正午過ぎに発表した株式分割が好感されて活況高。フジタコーポレーション<3370>(JQS)は東京五輪のマラソンなどの札幌開催への期待で再び出直り拡大。

 新規上場のセルソース<4880>(東マ)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限の5250円(公開価格2280円の2.3倍)の買い気配となった。

 東証1部の出来高概算は10億1465万株(前引けは5億502万株)、売買代金は1兆8180億円(同8801億円)。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1096(同1125)銘柄、値下がり銘柄数は958(同922)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けも17業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、海運、証券・商品先物、非鉄金属、電気機器、ガラス・土石、金属製品、鉄鋼、鉱業、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る