アイリッジ:子会社フィノバレーの「Money Easy」を利用した木更津市「アクアコイン」で市役所職員等の一部給与支払いに対応

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■毎月の自動チャージでアクアコインの流通拡大を目指す

アイリッジ<3917>(東マ)は、同社の連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレーの電子地域通貨プラットフォーム「Money Easy」を利用した、千葉県木更津市を対象とする電子地域通貨「アクアコイン」において、11月から、希望する木更津市職員、君津信用組合職員、木更津商工会議所職員を対象とした一部給与支払いに対応すると発表した。

 同取り組みは、11月支給分から、希望する職員に対して給与の一部をアクアコインへの自動チャージで支払うものである。地方公務員法および労働基準法の規定によって、職員の給与をアクアコインで直接支給することが出来ないため、口座に振り込み後、予め申し込みを済ませた任意の金額分をアクアコインにチャージする運用を行うとしている。

 アクアコインは、行政と地域金融機関、商工会議所が三位一体となって取り組む全国初のデジタル地域通貨である。同社は、この座組みを活かし、これまで、市民の地域への貢献を評価する行政ポイントのプラットフォームとして市民協働のまちづくりを推進したり、プレミアム商品券の電子版対応によるコストの大幅削減を進めるなど、さまざまな取り組みを実施してきた。同取り組みでは、毎月の一定額自動チャージを通してアクアコイン利用の利便性を上げ、さらなる流通拡大を目指す。

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