ミロク情報サービスの第2四半期は今期も好調で、2ケタ増収大幅増益

■進捗率を見ると、通期の上振れが予想される

 ミロク情報サービス<9928>(東1)は、31日引け後第2四半期決算を発表した。10月24日に第2四半期業績予想を発表しているように、今期も好調で、2ケタ増収大幅増益となった。

 好調であった要因は、2020年1月に迎えるWindows7のサポート終了や消費税率の引上げを前に、ハードウェアのリプレース需要が想定した規模を大きく上回ったため、ハードウェア売上およびキッティングや設置等のサービスが順調に拡大したことによる。

 その結果、20年3月期第2四半期連結業績は、売上高188億25百万円(前年同期比21.2%増)、営業利益38億76百万円(同30.7%増)、経常利益39億28百万円(同30.2%増)、純利益26億07百万円(同34.1%増)であった。

 しかし、通期業績予想に関しては、当初予想を据え置いている。

 進捗率を見ると、売上高55.4%(前期比49.6%)、営業利益62.5%(同57.4%)、経常利益63.4%(同59.7%)、純利益64.5%(同52.1%)となっていることから通期の上振れが予想される。

好業績が予想されることから、配当は、4円増配の38円を予想している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る