インフォマートは大幅増益の四半期決算と株式分割が好感され上場来高値に迫る

■12月末現在の株主の保有株式を1株につき2株交付

インフォマート<2492>(東1)は11月1日、続伸一段高となり、10時過ぎに14%高の1875円(235円)まで上げて株式分割など調整後の上場来高値1890円(2019年6月)に迫っている。10月31日の通常取引終了後、第3四半期決算と株式分割(1株につき2株を交付)を発表。好感買いが集中した。

 株式分割は、2019年12月31日を基準日として(同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には12月30日)、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割する。

 第3四半期の累計連結決算(2019年1~9月)は、引き続き「BtoBプラットフォーム受発注」や「BtoBプラットフォーム請求書」などが順調に拡大し、売上高は前年同期比12.0%増加して62.73億円となり、営業利益は同25.8%増加して20.51億円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同43.2%増加した。12月通期の連結業績見通しは従来予想を据え置いたが、上振れ期待が出ている。(HC)

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