【株式市場】日経平均は後場477円高まで上げ終値でも1年ぶりに2万3000円台を回復

株式

◆日経平均は2万3251円99銭(401円22銭高)、TOPIXは1694.16ポイント(27.66ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億6076万株

チャート11

 11月5日(火)後場の東京株式市場は、5日始まった「中国国際輸入博覧会」で習近平主席が関税の引き下げに言及したと伝えられ、米中貿易摩擦が緩和に向かう期待が再燃、日経平均は一段高の404円高で始まり、13時30分過ぎには477円75銭高(2万3328円52銭)まで上げた。好決算銘柄も強く、13時に四半期決算を発表した王子HD<3861>(東1)、14時に業績予想を増額発表したデンヨー<6517>(東1)が一段高など反応が強い。日経平均は高値圏で推移し、終値での2万3000円台は2018年10月以来ほぼ1年ぶりとなった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、13時に四半期決算を発表した日本水産<1332>(東1)前田建設<1824>(東1)が一段高となり、13時40分に発表したアイホン<6718>(東1)も一段高、14時に発表したいなげや<8182>(東1)は一段と強含んだ。

 東証1部の出来高概算は16億6076万株(前引けは7億8095万株)、売買代金は3兆554億円(同1兆3681億円)。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は1743(同1712)銘柄、値下がり銘柄数は356(同374)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、パルプ・紙、金属製品、石油・石炭、ガラス・土石、機械、証券・商品先物、保険、海運、その他製品、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る