【株式市場】為替見て日経平均は軟調だが新規上場の2銘柄は買い気配

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万26円34銭(161円31銭安)、TOPIXは1617.53ポイント(7.34ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億2449万株

チャート5 24日前場の東京株式市場は、アステラス製薬<4503>(東1)が4割増益の業績予想を発表したにもかかわらず軟調なため、来週から本格化する3月期企業の決算発表を見極めたい様子があり、日経平均は前引けにかけて164円90銭安(2万22円75銭)まで下げて反落基調となった。

 中で、小型ジェット旅客機をお披露目したホンダ<7267>(東1)、9年ぶり復配の熊谷組<1861>(東1)などが高く、原油市況を映して石油株の一角などが高い。

 本日は新規上場が2銘柄あり、空調機器などのメンテナンスを行なう三機サービス<6044>(東マ、JASDAQ)は、10時13分に公開価格1540円に対し37%高の2112円で初値がつき、2228円まで上げて前引けは2089円となった。

 レントラックス<6045>(東マ、売買単位100株)は成果報酬型インターネット広告などを手がけ、10時44分に公開価格1750円に対し53%高の2680円で初値がつき、その後2988円まで上げて前引けは2900円となった。

 東証1部の出来高概算は11億2449万株、売買代金は1兆1489億円。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は751銘柄、値下がり銘柄数は934銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は7業種となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、証券・商品先物、石油・石炭、繊維製品、電力・ガス、などとなっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る