ホットランドは反発の動き、19年12月期大幅増益予想で3Q累計順調
- 2019/11/6 07:05
- 株式投資ニュース
ホットランド<3196>(東1)は「築地銀だこ」や「銀だこ大衆酒場」を主力としている。19年12月期大幅増益予想である。第3四半期累計は大幅増益と順調だった。通期も収益拡大を期待したい。株価は公募増資を嫌気して急落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
■たこ焼「築地銀だこ」や酒場業態「銀だこ大衆酒場」が主力
たこ焼業態「築地銀だこ」や酒場業態「銀だこ大衆酒場」を主力として、19年6月末時点で合計639店舗(日本580店舗、海外59店舗)を展開している。重点戦略として、築地銀だこ事業の強化、銀だこ酒場業態の出店推進、冷凍たこ焼販売の製販事業の拡大、ASEANを中心とする海外事業の拡大を推進している。
■19年12月期大幅増益予想で3Q累計順調
19年12月期連結業績予想は、売上高が18年12月期比2.1%増の324億円、営業利益が88.2%増の16億20百万円、経常利益が2.0倍の15億20百万円、純利益が6億50百万円(18年12月期は6億78百万円の赤字)としている。既存店の好調、価格改定による粗利率の改善、前期実施の不採算事業・店舗・設備の閉鎖・整理による利益改善、減価償却費減少などで大幅増益予想である。
第3四半期累計は、売上高が前年同期比2.6%増の242億05百万円、営業利益が77.1%増の13億17百万円だった。大幅増益で、通期予想に対する進捗率も売上高が74.7%、営業利益が81.3%と順調だった。通期も収益拡大を期待したい。
■株価は反発の動き
株価は9月2日に発表した公募増資を嫌気して急落したが、売り一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。11月5日の終値は1214円、時価総額は約261億円である。