【株式市場】日経平均は軟調だがマザーズ指数など高く新規上場2銘柄は高い

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万20円04銭(167円61銭安)、TOPIXは1618.84ポイント(6.03ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億3939万株

チャート5 24日後場の東京株式市場は、7年ぶり復配の熊谷組<1861>(東1)や業績予想を増額した住友化学<4005>(東1)などが高いまま値を保ったが、4割増益の決算予想を発表したアステラス製薬<4503>(東1)が安いなどで、来週から本格化する3月期企業の決算発表を見極めたい様子があり、日経平均は大引けにかけて173円91銭安(2万13円74銭)まで下げて反落した。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 本日は新規上場が2銘柄あり、空調機器などのメンテナンスを行なう三機サービス<6044>(東マ、JASDAQ)は、10時13分に公開価格1540円に対し37%高の2112円で初値がつき、2228円まで上げ、終値は1980円となった。

 レントラックス<6045>(東マ、売買単位100株)は成果報酬型インターネット広告などを手がけ、10時44分に公開価格1750円に対し53%高の2680円で初値がつき、その後3110円まで上げて終値は2749円となった。

 東証1部の出来高概算は21億3939万株(前引けは11億2449万株)、売買代金は2兆3091億円(同1兆1489億円)。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は742(同751)銘柄、値下がり銘柄数は969(同934)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は8業種(同7業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、石油・石炭、電力・ガス、その他製品、証券・商品先物、などとなった。

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