インフォコムが出直り強める、第2四半期49%増益など改めて好感

■証券会社の投資判断「中立」から「強気」に引き上げと伝わる

インフォコム<4348>(東1)は11月7日の後場、2293円(68円高)で始まり、出直りを強めている。岡三証券が6日付で投資判断を「中立」から「強気」に引き上げ、目標株価も2530円から2560円に見直したと伝えられ、あらためて業績動向への評価が再燃している。

 第2四半期の連結決算(2019年4~9月、累計)は、ITサービスのセグメントで展開するヘルスケア事業や、ネットビジネスの「めちゃコミ」(めちゃコミック)などの電子コミック配信事業が引き続き好調で、売上高は前年同期比19.7%増加し、営業利益は同じく48.8%増加した。

 これを受け、3月期通期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は従来予想を5.1%増額して82.0億円の見込み(同19.0%の増加)とし、親会社株主に帰属する純利益は同5.8%増額して55.0億円の見込み(同15.0%の増加)とした。増額後の予想1株利益は100円53銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る