インフォコムが出直り強める、第2四半期49%増益など改めて好感
- 2019/11/7 14:43
- 業績でみる株価
■証券会社の投資判断「中立」から「強気」に引き上げと伝わる
インフォコム<4348>(東1)は11月7日の後場、2293円(68円高)で始まり、出直りを強めている。岡三証券が6日付で投資判断を「中立」から「強気」に引き上げ、目標株価も2530円から2560円に見直したと伝えられ、あらためて業績動向への評価が再燃している。
第2四半期の連結決算(2019年4~9月、累計)は、ITサービスのセグメントで展開するヘルスケア事業や、ネットビジネスの「めちゃコミ」(めちゃコミック)などの電子コミック配信事業が引き続き好調で、売上高は前年同期比19.7%増加し、営業利益は同じく48.8%増加した。
これを受け、3月期通期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は従来予想を5.1%増額して82.0億円の見込み(同19.0%の増加)とし、親会社株主に帰属する純利益は同5.8%増額して55.0億円の見込み(同15.0%の増加)とした。増額後の予想1株利益は100円53銭。(HC)