ハウテレビジョンは反発の動き、20年1月期大幅増収増益予想
- 2019/11/8 07:14
- 株式投資ニュース
ハウテレビジョン<7064>(東マ)は就活サービス「外資就活ドットコム」運営を柱として、キャリアプラットフォーム事業を展開している。20年1月期大幅増収増益予想である。株価は8月の上場来安値で底打ちして反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
■就活サービス「外資就活ドットコム」運営が柱
19年4月東証マザーズに新規上場した。人材・就職支援企業として、グローバルプロフェッショナルを目指す若者層に特化したキャリアプラットフォーム事業を展開している。
ハイクラス学生とハイクラス企業のマッチングを質・量共に最大化する就活サービス「外資就活ドットコム」運営が柱である。また第2新卒市場を中心とした若手ハイクラス層をターゲットとしたリクルーティング・プラットフォーム「Liiga」も育成している。18年12月にはエン・ジャパン<4849>と資本業務提携した。
■20年1月期大幅増収増益予想
20年1月期の非連結業績予想は売上高が19年1月期比25.3%増の8億24百万円、営業利益が38.8%増の1億円、経常利益が32.8%増の92百万円、純利益が14.3%増の59百万円としている。
第2四半期累計は売上高が前年同期比37.9%増の4億51百万円、営業利益が2.1倍の82百万円だった。就活サービス「外資就活ドットコム」関連売上が順調に推移して大幅増収、上場に伴う一時的費用を吸収して大幅増益だった。
第2四半期累計の進捗率は売上高54.7%、営業利益82.0%である。下期も先行投資を予定しているとして通期予想は据え置いたが、収益拡大を期待したい。
■株価は反発の動き
株価は8月の上場来安値で底打ちして反発の動きを強めている。出直りを期待したい。11月7日の終値は2725円、時価総額は約35億円である。