青木あすなろ出直り新高値、1部市場建設で小型が注目される
- 2015/4/24 13:17
- 株式投資ニュース
青木あすなろ建設<1865>(東1・売買単位100株)は、昨年夏以降、今春までモミ合っていた水準を放れ23日には945円と高値に進んでいる。今日は一時900円割れまで下げたが後場は引き戻している。
同社は海上土木を得意としており、民間建設にも強みを持つ。不動産開発事業にも進出している。手持ち工事が豊富で、順調にこなしている。2015年3月期の業績は上方修正され売上高は1270億円(前々期比5.5%増)、営業利益37億円(同69.5%増)、経常利益37億円(同58.1%増)、当期純利益28億円(同74.5%増)の見通し。1株当利益も44円(前々期27円弱)にアップする。
マーケットでは、「PERは高いが、発行済株式数は約6370万株と、東証1部の建設株の中では小型で足の軽い点に注目して建設株の牽引役的な期待も込められている」との見方もされている。