ケイアイスター不動産が一段高、「高品質だけど低価格」奏功し最高益

■第2四半期の売上高は38%増加

ケイアイスター不動産<3465>(東1)は11月12日、一段高となり、10時を過ぎて2100円(81円高)前後で推移。11日に発表した第2四半期決算が好感され、2018年10月以来の高値に進んでいる。

 関東地区を中心に、月々の住宅ローン返済額が家賃以下となる価格設定で「高品質だけど低価格」な住宅の提供を行い、第2四半期累計期間(2019年4~9月)の連結売上高は前年同期比38.2%増の577.58億円となり、営業利益は同37.7%増の33.10億円となった。売上高、各利益とも、この期間としての最高を更新した。

 3月通期の見通しは従来予想を据え置いたが、土地仕入れから売り上げまでの期間を回転期間としてIT化による工期短縮や工程改善を図るなどのコスト低減を推進するほか、分譲・注文住宅とも設備のIT化を導入するなどで付加価値化を進めており、下期の展開が注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIが「空気読み」戦略立案、自律協調の新技術を発表  NTT(日本電信電話)<9432>(東証プ…
  2. 【デスクワーク時の「ちびだら飲み」がもたらす効果を検証】 ■カフェインだけじゃない、緑茶の新たな可…
  3. ■論理的推論と安全性を大幅向上  OpenAIは8月7日(現地時間)、次世代AIモデル「GPT-5…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  2. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  3. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  4. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  5. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  6. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る