【株式市場】日経平均は反落、時間とともに下押し一時249円安

株式

◆日経平均は2万3303円13銭(216円88銭安)、TOPIXは1701.18ポイント(8.49ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億9372万株

チャート14

 11月13日(水)前場の東京株式市場は、日経平均が80円安で始まり、時間とともに下げて11時過ぎに249円08銭安(2万3270円93銭)まで下押した。米トランプ大統領が、米中貿易協議に関する発言の中で会談の日時と場所に触れなかったとされ、協議進展への期待がしぼむ形になった。中で、12日の四半期決算発表で通期業績予想を増額した富士フイルムHD<4901>(棟1)などが高く、日経平均の前引けは216円88銭安(2万3303円13銭)だった。日経JASDAQ平均は高い。

福島銀行<8562>(棟1)が引き続きSBIホールディングスとの提携を材料に大幅続伸。地銀株が高い。12日に四半期決算を発表の曙ブレーキ<7238>(棟1)は再建が進んでいるとされて年初来の高値。JIGーSAW<3914>(棟マ)は自社株買いが好感されて大きく出直り、セレスポ<9625>(JQS)は四半期決算が好感されて一時2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億9372万株、売買代金は1兆213億円。1部上場2153銘柄のうち、値上がり銘柄数は455銘柄、値下がり銘柄数は1610銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は陸運1業種のみとなり、値下がり率の小さい業種は、化学、情報・通信、薬品、繊維製品、輸送用機器、などとなった。(HC)

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