リックソフトは底打ち、20年2月期増収増益予想
- 2019/11/21 05:47
- 株式投資ニュース
リックソフト<4429>(東マ)は、ソフトウェアのライセンス販売や導入支援等のツールソリューション事業を展開している。需要が高水準に推移して20年2月期増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は10月の上場来安値から反発の動きを強めている。底打ちして出直りを期待したい。
■ソフトウェア販売・導入支援等のツールソリューション事業を展開
19年2月東証マザーズに新規上場した。豪Atlassian(アトラシアン)社製ソフトウェアを中心とするライセンス&SIサービス業務(ライセンス販売や導入支援等)、クラウドサービス業務、および自社ソフトウェア開発業務のツールソリューション事業を展開している。成長戦略としてAtlassian以外の新しいツールの取り扱いを強化している。
■20年2月期増収増益予想
20年2月期連結業績予想は、売上高が19年2月期比20.9%増の30億円、営業利益が9.4%増の4億06百万円、経常利益が5.8%増の4億08百万円、純利益が11.0%増の2億83百万円としている。需要が高水準に推移して増収増益予想である。
第2四半期累計は、売上高が前年同期比32.6%増の15億38百万円、営業利益が46.4%増の2億33百万円だった。主力のライセンス&SIサービス業務が31.3%増収と好調に推移し、全体として大幅増収増益だった。
第2四半期累計の進捗率は売上高51.3%、営業利益57.4%と順調である。通期ベースでも収益拡大を期待したい。
■株価は底打ち
株価(19年9月1日付で株式2分割)は10月の上場来安値から反発の動きを強めている。底打ちして出直りを期待したい。11月20日の終値は4720円、時価総額は約198億円である。