セルシードの移植用「軟骨再生シート」アメリカ基本特許の特許許可通知書が発行された

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■軟骨再生シートを日米欧において知的財産面で保護する

 セルシード<7776>(JQG)は20日、同社の細胞シート再生医療医薬品パイプラインの 1 つである軟骨再生シートに関する特許について、特許許可通知書が発行されたと発表した。

出願番号:11/885246
発明の名称:培養細胞シート、製造方法及びその利用方法
登録国:アメリカ

 同特許は、東海大学(医学部外科学系整形外科学)の佐藤正人教授と同社との共同研究の成果の1つであり、共同で出願している。同特許は、移植用「軟骨再生シート」の基本特許であり、既に2012年2月7日及び2018年3月27日付で公表している国内および欧州で登録済みの特許(日本特許番号:第4921353号)に対応するものである。これにより、現在開発中の軟骨再生シートを世界の主要な医薬品市場である日米欧において、知的財産面で保護することとなる。

 同社と東海大学はこれまで温度応答性培養器材UpCell〓を用いて培養した軟骨再生シートを膝関節軟骨表面に移植することによって外傷や変性で失われた膝軟骨組織を再生することをテーマに精力的に取り組んできた。

 軟骨再生シートは細胞シート工学技術を応用しているため、温度操作のみで回収することで細胞表面の接着タンパク質などを保持し、容易に移植部分に接着する特徴を有している。移植された軟骨再生シートは軟骨再生に必要なタンパク質の分泌や損傷部分の保護を行い、本来の軟骨組織への再生に貢献すると考えられる。 自己細胞由来軟骨再生シートはより多くの変形性膝関節用患者を対象とすることを目的として、東海大学が申請していた先進医療Bとしての治療が2019年1月に承認された。先進医療が開始した際には、同社は 細胞シートの受託製造を有償で実施する予定である。また同先進医療の実施は、企業治験に資するデータを収集することができ、同社としても将来的な保険導入のための評価の一助となることから非常に有用であると考えている。

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