旭化成が3日続伸基調、高度医療など行う米製薬会社の買収など注目される

■高いアンメットニーズ分野を手掛けるベロキシス社の株式取得を発表

旭化成<3407>(東1)は11月26日、取引開始後に1280.0円(39円高)まで上げ、3日続伸基調となって出直りを強めている。25日の通常取引終了後、高度医療など、高いアンメットニーズのある分野を手掛けている米国の製薬企業Veloxis Pharmaceuticals Inc.(ノースカロライナ州、以下、ベロキシス社)の買収を発表し、注目されている。

 発表によると、ベロキシス社が販売している製品は、旭化成が知見を有する腎移植手術患者向けの免疫抑制剤であり、独自のドラッグデリバリー技術を活用することで、アンメットニーズを満たすとともに、他社製品との差別化が図られている。

 ベロキシス社の株式を100%保有するデンマーク企業から、旭化成のデンマーク子会社が株式を取得する。(HC)

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