久光製薬は変形性膝関節症薬候補の2020年度中の第3相臨床試験開始を目指す

■米国第2相臨床試験の結果が良好と27日発表

 久光製薬<4530>(東1)は11月27日、再び強含み、10時を過ぎて5370円(120円高)まで上げて26日につけた戻り高値5390円に迫っている。

 26日の取引終了後、経皮鎮痛消炎剤(開発コード:HP-5000、一般名:ジクロフェナクナトリウム、以下・本剤)の変形性膝関節症に対する米国第2相臨床試験の結果を発表し、主要評価項目において有効性が示唆される良好な結果が得られたとした。

 本剤は、同社のTDDS(TransdermalDrugDeliverySystem:経皮薬物送達システム)技術を用いて開発した経皮吸収型製剤で、2020年度中の第3相臨床試験開始を目指すとした。(HC)

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