浜木綿は底打ち
- 2019/12/2 07:38
- 株式投資ニュース
浜木綿<7682>(JQ)は、中国料理専門店を東海地方中心に展開している。20年7月期は人件費の増加などで営業利益横ばい予想である。21年7月期の収益拡大を期待したい。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、11月安値から反発して底打ちした可能性がありそうだ。出直りを期待したい。
■中国料理専門店を東海地方中心に展開
19年10月JASDAQおよび名証2部に新規上場した。中国料理専門店を東海地方中心に展開している。食材はセントラルキッチン植田工場から供給している。
19年7月期末の店舗数は合計41店舗(家族の集いに重きを置いた「浜木綿」が30店舗、全室個室タイプの「四季亭」が3店舗、少人数顧客向けの「桃李蹊」が8店舗)である。
■20年7月期営業利益横ばい予想
20年7月期非連結業績予想は、売上高が19年7月期比5.1%増の54億94百万円、営業利益が0.6%増の3億05百万円、経常利益が1.6%減の3億02百万円、純利益が4.1%増の1億91百万円としている。
新規出店(3店舗計画)も寄与して増収だが、人件費の増加や新規出店費用などで営業利益横ばい予想である。21年7月期の収益拡大を期待したい。
■株価は底打ち
株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、11月安値から反発して底打ちした可能性がありそうだ。出直りを期待したい。11月29日の終値は2455円、時価総額は約26億円である。