大真空が一段高、機関投資家の評価高いようで「師走相場」に期待も

■三菱UFJモル・スタ証券が投資判断を引き上げと伝わる

大真空<6962>(東1)は12月2日、一段高で始まり、取引開始後に11%高の1690円(174円高)まで上げて2018年2月以来の1600円台に進んだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を引き上げ、目標株価を1700円に設定したと伝えられている。

 水晶デバイスの大手で、第2四半期の連結決算(4~9月累計)は各利益とも赤字だったが、11月28日から急伸。この前日に機関投資家向けの決算説明会を開いたとされ、評価が強まったようだ。

 数日の間に5割近く急伸し、目先的には上げ過ぎ感があるようだが、12月「師走相場」は材料株などで値幅を取る動きが強まるとされ、値動きのいい銘柄には一段と資金が集中することがある。(HC)

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