東京楽天地が上場来の高値に進む、第3四半期好調で期末の増配も好感

■1月期末配当は従来予定を20円増額し50円に

東京楽天地<8842>(東1)は12月5日、飛び出すように上値を追い、取引開始後に6520円(300円高)に達して上場来の高値を約2年半ぶりに更新した。4日の取引終了後、2020年1月期・第3四半期の連結決算(2019年2~10月、累計)と期末配当の増額などを発表。好感買いが殺到した。

 第3四半期までの累計連結売上高は前年同期比17.4%増加し、営業利益は同70.0%増加した。1月通期の予想は据え置いた。

 一方、1月期末配当は、これまで予定していた1株当たり普通配当30円に特別配当20円を加え、計50円(前期実績比20円の増配)として株主総会に付議するとした。中間配当は30円を実施済み。これにより、年間では1株当たり80円(同20円の増配)になる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る