太平洋セメントが5日続伸基調で戻り高値、政府の経済対策など材料視

■防災関連投資など26兆円規模で日午後に決定・発表と伝わる

太平洋セメント<5233>(東1)は12月5日、5日続伸基調となり、10時30分過ぎに5%高の3485円(175円高)まで上げて戻り高値を更新した。3400円台は今年5月27日以来になる。SMBC日興証券が目標株価を3300円から4400円に引き上げたと4日伝えられたほか、政府の経済対策による防災関連投資拡大などが期待材料になっている。

 「経済対策10兆円超に、政府調整、事業規模は20兆円超」(日本経済新聞2019年11月30日付朝刊)と伝えられてから値動きが活発化している。その後、事業規模は26兆円規模に拡大し、5日午後に決定・発表される見込みとされている。(HC)

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