スターティアラボはo2o集客アプリの制作代行を支援するソフト「AppGoose」の販売を4月28日より開始

■クリエイティブ企業の売上アップを支援する目的で開発

 スターティア<3393>(東1)の子会社、スターティアラボは、店舗向けo2o集客アプリの制作代行を支援するソフト「AppGoose(アップグース)」の販売を4月28日より開始した。

 店舗向けo2o集客アプリとは、店内の風景やお知らせ、地図、料金プランなど自店舗の情報を掲載するスマホアプリ。アプリをインストールしているユーザーに対して、クーポンやイベント開催情報などをプッシュ通知できることから、ユーザーへダイレクトにタイムリーな情報提供を行うことが可能となり、来店を促すことが出来る。

 この集客アプリは大手チェーンではないネイルサロンや飲食店など小規模店舗の集客支援、小規模店舗を顧客に持つ印刷会社やWEB制作会社などのクリエイティブ企業の売上アップを支援する目的で開発された。

 開発の背景には、スマートフォンの普及と共にリアルとネットをつなぐ店舗向けo2o集客アプリの制作ソフトが、多くの企業から提供されていて、そうしたサービスにより数多くの店舗アプリが制作されたが、店舗情報の更新やクーポンの発行など、自社店舗アプリの運営を行うのは、実務の店舗運営を行う傍らでは難しく、活用しきれていないという現状がある。

 一方、小規模店舗を顧客に持つ印刷会社やWEB制作会社などクリエイティブ企業は、こうした店舗に対して、パンフレットの印刷やWEBサイトの制作などは行ってきているが、新サービスによる新たな提案機会を求めいた。こうした背景の中、本サービスは店舗運営者にとって自社店舗アプリの運営の手間を削減し、印刷会社やWEB制作会社などクリエイティブ企業には店舗アプリの制作という顧客開拓の新たな販路を提供することを目的に開発された。

 「AppGoose」を活用すれば、専門知識がなくとも店舗アプリを自社サービスとして顧客に提供することが可能。また他のポータル型グルメアプリと違い、自社独自の店舗アプリを運用できることから、リピートユーザーの創出を促すことができる。

 スターティアラボでは、今後、店舗アプリだけではなく様々な企業内アプリなどへの展開も予定している。売上目標としては3年で11億円とし、中期的には主力商品として育てていく予定。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る