ソリトンシステムズが一段高、神奈川県庁のデータ流出事件を受け材料株妙味も加わる

■第3四半期決算発表の直後から値動きを強め波状高が続く

ソリトンシステムズ<3040>(東1)は12月11日、またもや一段高となり、9時50分にかけて15%高の1446円(187円高)まで上げて年初来の高値に進んでいる。好業績のサイバーセキュリティ対策銘柄と位置付けられ、神奈川県庁の行政データが残ったHDD(ハードディスクドライブ)が流出していた事件を受け、材料株妙味が加わっている。

 第3四半期の連結業績(2019年1~9月、累計)は11月8日に発表し、営業利益が前年同期比21%増加し、純利益は同10倍となった。株価は翌取引日から値動きを強め、12月に入っても波状高となってきた。(HC)

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