【株式市場】日経平均2万円を回復し新規上場3銘柄はジグソーが買い気配

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万82円33銭(99円01銭高)、TOPIXは1627.57ポイント(8.50ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億6229万株

チャート15 28日前場の東京株式市場は、配当性向の倍増などを打ち出したファナック<6954>(東1)が買い気配で始まり高値を更新したことなどが市場心理を明るくし、日経平均は朝方に一時150円46銭高(2万133円78銭)まで上げて反発となった。国際石油開発帝石<1605>(東1)なども高い。一方、新興市場は個別物色となり、東証マザーズ指数と日経JASDAQ平均は安い。業績予想を増額した三洋貿易<3176>(東1)などが高く、ペプチドリーム<4587>(東マ)なども高い。

◆3銘柄が新規上場

本日は3銘柄が新規上場となり、ニュース配信アプリなどで知名度の高いGunosy(グノシー)<6047>(東マ、売買単位100株)は9時ちょうどに公開価格1520円と同値で初値がつき、高値は1680円、前引けは1560円。

リンクバル<6046>(東マ、売買単位100株)は商店街や街の飲食店などを活用して男女に出会いの場を提供する「街コン」情報のサイト「街コンジャパン」を運営し、、9時48分に公開価格2400円に対し28%高の3070円で初値がついた。高値は3300円、前引けは2845円。

一方、ジグソー<3914>(東マ、売買単位100株)は買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格2390円に対し70%高の4070円の買い先行となった。

東証1部の出来高概算は9億6229万株、売買代金は1兆3393億円。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は960銘柄、値下がり銘柄数は760銘柄。

 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る