マクアケは本田圭祐氏や市川海老蔵氏も株主との見方があり後場ストップ高
- 2019/12/12 15:00
- 材料でみる株価
■クラウドファンディング事業で今期大幅増益を見込む業績も材料視
上場2日目のマクアケ<4479>(東マ)は12月12日の後場一段高となり、14時前にストップ高の3480円(500円高)で値が付いた後、そのままストップ高買い気配となっている。今期の予想純利益を3.30円(同271.5%増)と見込み、ほかの上場銘柄に同業種がまだ存在しない点などが注目されている。
新開発品やアイディア商品にクラウドファンディング(不特定多数による小口の資金提供・投資)を付与して支援するプラットフォーム「Makuake」の運営などを行い、今期・2020年9月期の業績予想(会社側発表)を、売上高は21.87億円(前期比62.8%増)、営業利益は4.78億円(同283.0%増)、などと見込む。
また、上位株主には「KSK ANGEL FUND LLC」(13.7%保有)があり、市場関係者によると、これは元サッカー選手・本田圭祐氏の個人ファンドとされる。また、堀越寶世氏(1.8%保有)もあり、これは歌舞伎・市川海老蔵氏の本名とされている。市場関係者の間には、「こうした人々には損をさせられないだろう」といった憶測があるようで、買い安心感が強いという。公開価格は公開価格1550円。初値は上場初日の2710円だった。(HC)