ソニーが2002年以来の高値、NYダウ220ドル高やSQ算出など寄与
- 2019/12/13 09:45
- 材料でみる株価
■SQは事前予想を上回る買い先行となり470円高で決着の模様
ソニー<6758>(東1)は12月13日、一段高で始まり、取引開始後に7457円(156円高)をつけて2002年以来の水準に進んでいる。次世代スマートフォン用CMOSセンサーなど買い材料に事欠かないが、13日はNY株の大幅高に加え、先物などの(SQ:特別清算値)算出を巡る動きも支援している。
13日は、先物12月物の清算値とオプション12月物の行使価格(SQ:特別清算値)を算出する日にあたり、朝一番に集中する売買注文によって形成される各銘柄の始値を集めてSQを計算する。これが、NYダウの220ドル高、1ドル109円台への円安再燃によって事前予想を上回る買い先行になった模様だ。市場筋の試算による日経平均型のSQ(暫定値)は2万3895円88銭前後のようで、12日の日経平均終値に比べ471円07銭高い水準で決まったようだ。(HC)