第一生命HDが年初来の高値に接近、米金利動向を見て収益環境改善など期待

■日経平均の大幅高も寄与、三井住友FGや三菱UFJFGなども高い

第一生命ホールディングス(第一生命HD)<8750>(東1)は12月13日、反発し、取引開始後に1875.5円(67.0円高)まで上げて年初来の高値1899.5円(11月11日)に迫っている。日経平均の大幅高に加え、米国の金融当局が今後の利下げについて慎重な構えを示したと伝えられ、金利面での収益環境の悪化が後退するとの見方が出ている。

 「米連邦準備理事会(FRB)は11日、4会合ぶりに金融緩和を見送り、2020年は金利を据え置く政策シナリオを提示した」(日本経済新聞12月13日付朝刊)と伝えられた。大手銀行株も高く、三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)<8316>(東1)は取引開始後に4047円(88円高)まで上げて反発し、8月以降の出直り相場でつけた高値4051円(11月8日)に接近。また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱UFJFG)<8306>(東1)みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)<8411>(東1)も反発している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る