アイロムGが後場急動意、九州大学と子会社が「DVC1-0101」で連携

■「虚血肢治療製剤」早期の治療機会を提供すべく開発

アイロムグループ<2372>(東1)は12月18日の昼12時30分に九州大学との「DVC1-0101(虚血肢治療製剤)」ライセンス等に関するお知らせを発表。株価は後場、値動きを活発化させ、の取引開始直後に4%高の1544円(59円高)まで上げて出来高も増加している。

 100%子会社である株式会社IDファーマが、国立大学法人・九州大学と、遺伝子治療製品「DVC1-0101」の臨床試験データの利用許諾契約を締結することとなった。本契約に基づき入手する臨床試験データを使用し、国内外の製薬企業への導出等のライセンス契約交渉を推進する。

 IDファーマは、現在、遺伝子治療製品「DVC1-0101」について日本、中国およびオーストラリアにて臨床開発を進めている。本契約の締結により、再生医療等製品製造販売承認申請に必要なデータを入手することが可能になる。また、ライセンス契約の締結を希望する国内外の製薬企業に対し、現在公開可能な最新データを提供できることとなる。これにより、「DVC1-0101」の上市に向けて開発を促進し、慢性閉塞性動脈硬化症による高度間欠性跛行肢を有する患者に早期の治療機会を提供できるよう推進する。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る