寿スピリッツが上場来の高値、業績が好調で年末年始の日並びも注目される

■連続休暇を取りやすい日並びのためお土産需要の盛り上がりを期待

寿スピリッツ<2222>(東1)は12月23日、8230円(160円高)まで上げた後も堅調で、株式分割など調整後の上場来高値を2日続けて更新している。日本各地の銘菓製造企業をグループ化し、オリジナルブランドやショップブランドを展開。連続最高益の見込みで買い安心感がある上、この年末年始は連続休暇を取りやすい日並びのため、お土産需要の盛り上がりも期待材料との見方が出ている。

 先に発表した第2四半期決算(2019年4~9月、連結)は、売上高が前年同期比22%増加し、営業利益は同64%増加するなど、大幅に拡大した。

 3月通期の予想は据え置いたが、積極出店効果などを要因に上振れ期待もある。第2四半期発表段階での通期連結業績予想は、売上高が前期比10.9%増の452億円、営業利益は同16.6%増の69.7億円、純利益は同14.5%増の45.5億円。(HC)

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