【株式市場】「プラス金利」=円高要因とされ日経平均は上値重いが材料株など強い

株式

◆日経平均は2万3808円55銭(12円56銭安)、TOPIXは1727.68ポイント(1.74ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億2465万株

チャート5

 12月24日(火)前場の東京株式市場は、この一両日、日本の長期金利が9ヵ月ぶりに「プラス金利」圏に浮上しているため円高の要因になるとの見方があり、総じて個別物色の展開になった。来る1月末から株主優待を開始するMSOL<7033>(東1)、同じく2月末から開始するピックルスコーポレーション<2925>(東1)が活況高。一方、日経平均は取引開始直後の32円45銭高(2万3853円56銭)を上値に一進一退となり、前引けは12円56銭安(2万3808円55銭)だった。

JESCOホールディングス<1434>(東2)大興電子通信<8023>(東2)ネクストジェン<3842>(JQG)などが「ローカル5G」関連人気に乗って活況高となり、旅工房<6548>(東マ)は連続最高益予想などへの評価が衰えないとされて高値を更新した。

 東証1部の出来高概算は4億2465万株、売買代金は6133億円。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は947銘柄、値下がり銘柄数は1068銘柄となった。(HC)

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