参天製薬が後場一段高、開発中の近視薬が第2相臨床試験で主要評価項目を達成

■2018年以来の2100円台に進む

参天製薬<4536>(東1)は12月24日の後場、一段と強含み、13時30分を回っては2121円(52円高)前後で推移。2018年以来の2100円台に進んでいる。23日付で、開発中の新薬候補「DE-127」について、「軽度・中等度の近視を対象とした第2相臨床試験において主要評価項目を達成した」と発表。注目が再燃した。

 発表によると、「DE-127」は、同社とシンガポールの国立眼科・視覚研究所であるシンガポールアイリサーチインスティテュート(以下:SERI)が共同開発している新製剤。同社では、この試験および日本における第2/3相試験を実施している。今後、日本およびアジアで製造販売申請を行う予定。(HC)

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